04|頼りにされる・役に立っている実感が持て、失いかけた自信が回復

吉村彩友子さんの写真

吉村彩友子(よしむら・さゆこ)さん(34歳)

産休前の仕事:
大手製造業・マーケティング
お子さん:
3歳女の子、0歳5カ月女の子

ボランティアの内容

企業:
スリール株式会社
内容:
広報活動
時間:
週10時間程度の在宅作業、週2回打ち合わせのため出社

育休中のボランティアを始めた理由

私がボランティアをしていたのは1人目の育休中です。育児と仕事と両方やる生活が想像できず、漠然とした不安を感じていました。その“予行演習”がしたいと思ったのがきっかけです。スリールの活動を対外的にアピールするお手伝いをしました。経産省のキャリア教育アワード受賞につながった書類作成に携われたのはとてもいい経験です。子どもに手がかかって、思うように作業できず苦労したこともありますが、それも復帰に向けた訓練になりました。また現職とは違う規模の会社で、責任のあるボランティアを任せてもらったことで、自分がやらなきゃ回らないというヒリヒリする感覚、ビジネスのダイナミックさを感じることができました。それから、外部の人間としてお手伝いすることで、自社についても外からのイメージを俯瞰できるようになったんです。

育休中のボランティアをやって良かったこと

育休中って、自信を失いやすい時期だと思うんです。私も産後半年ぐらいは、電車で赤ちゃんが泣いたらどうしよう、風邪をひいたらどうしようという心配もあって外出もままならなくて。おむつを買ったドラッグストアでおつりをもらうときに「ありがとうございます」と発したのがその日唯一の大人との会話だったり。“たそがれ泣き”につき合って、とっぷり日が暮れても泣き止まなくて、こっちも泣きたくなったり。夫が帰宅するころには子どもと寝落ちしてるし、社会と分断された気持ちになっていましたね。私、本当に働いてたっけ?あのビジネスのスピードの中で私にできることなんてある?って、どんどん内向きになってました。でも思い切ってボランティアをやって、社会に頼りにされる・役に立っている実感が持てたし、社外に伝えたいたくさんの情報を、簡潔にまとめるスキルは自分の強みだと再認識することもあって、失っていた自信は回復していきましたね。

これからやっていきたいこと

そのときしかできない育休中のボランティア。自分の幅が広がるだけじゃなく、社会貢献までできて貴重な体験でした。今、2度目の育休中ですが、今回もまたボランティアをしたいと思っています。家庭だけではない自分。納期があったり、新しい人と出会ったりするメリハリのある生活をしてみて、これがやっぱり心地よく、やっぱり働くことが好きなんだと感じました。復帰後も、育児中だからとがまんせず、やりたいことはやりたいし、手を挙げていこうと思っています。自分が人生に満足していないで、子どもたちを幸せにすることはできない。自分ががまんすることを子どものせいにしたくない。そう思っています。

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