07|仕事でしか味わえないモチベーション。育休中でもできることをやろうと思った

小山直子さんの写真

小山直子(こやま・なおこ)さん(35歳)

産休前の仕事:
大手通信会社の営業職
お子さん:
1歳5カ月男の子

ボランティアの内容

企業:
認定NPO法人カタリバ
内容:
高校生が地域課題に取り組むプロジェクトの競合調査、改善提案
時間:
月1日オフィスにて打ち合わせ、週3~5時間程度の自宅作業

育休中のボランティアを始めた理由

ママボランを始めてみようと思ったのは、育休中に何か少しでも社会とつながる活動がしたいと考えたからです。産育休に入って1年が経ったころ、職場を訪問する機会があったのですが、“仕事で使う頭”と“育児で使う頭”はまったく違うということを痛感しました。子どもと2人で過ごす生活はかけがえのない時間ではありますが、仕事を通じての社会とのつながりや、やりがい、自身を高めるモチベーションを思い出し、育休中でも何かできることをやろうと思ったのがきっかけです。

またそのころ、同じ育休中の友人と、仕事復帰をして時間に追われる生活になる前に、仕事や育児や今後の人生について大切にしたいこと、どうなったら自分は、家族は幸せだと思うのかを考えてみよう、紙に書き出そう!とやってみたんです。そのときに仕事関連で挙げたキーワードの1つが「個人への教育・育成」でした。カタリバさんを紹介してもらい、ぴったりだと思いましたね。

育休中のボランティアをやって良かったこと

高校生を支援するカタリバさんでのボランティアは、まさに携わってみたかった教育分野の仕事、それも学校教育を超えた領域。自分が高校生だったころとは違い、今の高校生は視野がこんなに広く、活動的なのかと衝撃でしたね。また、カタリバのスタッフや大学生インターンなど、多くの若いメンバーのみなさんたちも、しっかりとした思いを持ち、とっても優秀で、いい刺激を受けています。

ボランティアを始めて、生活のメリハリもつきましたね。育児をしながら時間をやりくりして、調べものをしたり、考える時間も意識的に取れるようになりました。また、事務所を訪問するときは、子どもを近くの保育園の一時保育に預けているのですが、子どもも保育園で刺激を受けてきて、来年からの保育園の予行演習になっていますし、私自身の心のリフレッシュにもなっています。

これからやっていきたいこと

育休に入り、仕事中心だった生活から育児中心の生活に一変したことで、復職後に以前と同じように仕事ができるのだろうかと不安で、当初はそのためのリハビリと思ってママボランを始めました。しかし実際にやってみると、仕事をする感覚を思い出しただけではなく、まったく違う仕事に携わる、新しいことにチャレンジする楽しさを経験でき、それが何よりもうれしかったです。現業を離れているからこそ、今自分は何に興味があるのか、復帰した後、仕事を通して実現したいことは何か、これからの仕事人生に対する自分のやりがいが何かをあらためて考えるきっかけになりました。

また、今回は高校生向けの事業をお手伝いさせてもらったので、息子が高校生になるころはどんな世界になっているのか、そんなことを考えながら活動しました。これからの世の中はさまざまなことに興味を持ち、好奇心旺盛であればあるほど自分を発揮できる場が増えていくんだということを、カタリバさんでのボランティアを通して肌で感じました。私の子どもたちにも、自ら考えて行動する楽しさを知ってもらいたい、そのためには親である私自身が人生を生き生きといることが1番の教えになるのではないかと思っています。これからも、興味を持ったことにはチャレンジし、人生を楽しむ姿を子どもにも見せていきたいと思います。

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