06|自ら新しい視点を取りにいく重要性を感じた

雑賀亜彩さんの写真

雑賀亜彩(さいか・あさい)さん(37歳)

産休前の仕事:
外資系コンサルティング会社のコンサルティング
お子さん:
3歳男の子、1歳女の子

ボランティアの内容

企業:
認定NPO法人カタリバ
内容:
高校生が地域課題に取り組むプロジェクトの進行管理、改善、マニュアル作成
時間:
隔週1日オフィスにて打ち合わせ、週7時間程度の自宅作業

育休中のボランティアを始めた理由

知り合いからママボランのことを聞き、面白そうだなと思ったのがきっかけでした。1人目の育休は子どもの世話をしていただけで、生後8カ月の時に何も準備せずにいきなりフルタイムで復帰したんです。今思うと、何が大変かも気づいていないことが大変でした(笑)。母親なんだから家事もちゃんとやらなきゃ、仕事もちゃんとやらなきゃ、と、自分で自分にプレッシャーをかけてしまって、負のサイクルに追い込んでしまっていました。だから、今回の育休は復職に向けて、時間をかけてゆっくり準備したいと思って。2人目が生後9カ月になったころから、所属企業でも育休の範囲内でパートとして働き始めていました。ママボランの活動内容も、これはすごく自分のためになる!と感じたので始めました。ママボランのボランティア先としてNPO法人が多かったことも理由の1つです。将来NPOやNGOに何らかの形でかかわっていきたいと思っていたので、今のうちから接点を持ちたかったんです。

育休中のボランティアをやって良かったこと

勤めている会社も若い社員が多いと思っていたのですが、カタリバさんはさらに若い世代の集まり。若い優秀な方と出会ったり、考え方を知ることができて、良い意味でジェネレーションギャップを感じました。今まで転職をせず、ずっと同じ会社にいるので閉塞感を感じていた私にとって、違う組織で、違う思考を持っている人たちと接したことで、自ら新しい視点を取りにいく重要性を感じました。思想やきずなが強い組織と、ルールや基準が重視される組織の違い。NPO法人と民間企業の違い。お互いの良い部分を取り入れたらどうなるか、などいろいろ考えるきっかけになりました。

業務面では、多様な考えを持つ方たちをまとめる場面で、自分のファシリテーションスキルの低さに気づかされました。難しいことですが、現職でも求められるところなので高めていきたいと思っています。また、現職ではクライアントとその上司が満足してくれればOKという考え方だったんですけど、今回のプロジェクトを通して、もっとその先、サービス利用者のこと、その人を取り巻く環境や業界のことまで考えなければいけないと学び、視野が広がりました。あとは、「ありがとう」がとってもうれしかったですね。自分の中で「やって当たり前」と思っていることも心から感謝してもらえる。ボランティアならではの良い点だなと感じましたね。

これからやっていきたいこと

高校生のころから、世の中の役に立ちたいという意識があって、将来的には子どもの権利にかかわる仕事もしてみたいと思っています。「子どもがいるから」と職場に言い訳をしたくないし、「働いているから」と子どもに言い訳もしたくない。仕事も育児も、義務感に追われることなく、楽しく、やりたいことをやるスタンスを貫いていきたいですね。子どもたちが大きくなったとき、やりたいことをがまんしないでほしい。そのためにも、楽しんでいる私自身の姿を、子どもたちに見せるのが1番だと思っています。

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